(12)簿記検定について

簿記入門講座

簿記検定について

簿記には『簿記検定』という簿記の知識を判定する試験があります。簿記検定は複数の団体によって実施されているので、いくつか種類があります。一般的なのは以下の2つです。

簿記検定

『日商簿記検定』
商工会議所が実施している検定で、一番メジャーな簿記検定です。
私が合格したのもこの検定です。1級~4級まであります。
公式サイト

 

『全国経理教育協会 簿記能力検定』
全国経理教育協会が実施している『全経』と略される検定です。
上級、1級~4級の5段階があります。上級が日商簿記1級に相当。
公式サイト

2つもあるの? どっちを受けたらいいんだろ?

どうせ受験するなら受験者数の多い方がいいでしょう。それだけ多くの人に通用するってことですから。受験者数の規模は日商簿記が圧倒的です。平成20年6~7月の受験者数を比較してみましょう。

簿記検定の比較

日商簿記1級:13,043人 > 全経上級:2,815人
日商簿記2級:50,573人 > 全経1級:1,611人(会計+工簿では3,395人)
日商簿記3級:91,522人 > 全経2級:5,185人

能力の評価をするなら受験者数の多い検定の方が信頼性は高いと思います。だから簿記検定を受検するのなら、日商簿記検定を選ぶのが妥当ではないでしょうか。日程に関してはそれぞれの公式サイトを参照して下さい。試験の申し込みは試験日の大体2ヶ月前からです。

 

 

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