簿記を勉強するメリット

簿記が身近なものだっていうことは分かったけど、簿記が分かってると良いことあるの?

経理さんとして働くことができるよ。

・・・・・・(別になりたくないんですけど)

あ、もっと普遍的な利点としては大学受験や就職活動に役立つかな?

へぇ! それは使えるね!

でも簿記はビジネスの共通言語といっても過言じゃないですから。本当はビジネスの現場で役立つんです。現に経理じゃない職種の人も簿記の勉強をしたりしますしね。

へー、そういう人もいるんだ。
大学入試の優遇やビジネスマンに役立つ知識

簿記には『簿記検定』という簿記に対する知識を判定する試験があります。これに合格していると、大学・短大の推薦入学が有利になったり、就職活動でもちょっと有利になると思います。

まぁ、受験や就職活動はおまけの利点みたいなものですね。簿記は社会人、ビジネスマンにこそ役立つ知識です。学生の方もいずれは社会人として働くのですから、簿記はやるべきです。

これまで聞いた感じだと、あんまりボクには関係なさそうなんだけど、簿記の勉強した方がいいのかな?

んー。当たり前だけど、全然関係ないと思うなら無理して簿記を学ぶ必要はないよ。

ただし、ヒヨコ君が社会人になって、会社に就職したりお店を経営するなら話は別だね。

ビジネスマンに役立って話?

そう。ビジネスマンは『自分と会社にお金を儲けさせる』ことが仕事だよね。
簿記はその儲けを管理する方法。簿記でお金の流れ知ることができるんだ。これはとても大事なことだよ。

簿記が分かれば、儲かってウハウハ!?

ハハハ、そうならいいんだけど、そこまで直接的ではないかな。

ただ、幅広い職種で活用できる知識であることは確かです。営業マンは利益の算出方法や原価について知っておくべきだし、製造に関わる人は原価の構成を知っておくべきです。施設を扱うなら固定資産についての知識なんかも必要でしょう。

必須じゃないけれど、仕事の幅が広がるって感じですね。
